ACCESS Europe GmbH ( アクセス )(本社:ドイツ・オーバーハウゼン、最高経営責任者:青野政博)は11月7日、車載エンターテインメント拡充を目指しHTML5ゲーム大手の独Famobi GmbH ( ファモビ )との提携を発表した。
この協業により「Twine4Car」と「Twine App Store」はAPKとHTML5ベースのアプリの両方がサポートされるため、自動車メーカー( OEM )は、アクセスの車載向けプラットフォームTwine4Carを通じ、ソリティア、麻雀、バブルシューターといった100タイトルを超えるゲームコンテンツを配信する事が可能になるという。
この提携についてアクセスの青野政博CEOは「Famobiとの協業により、自動車メーカーは豊富なゲームライブラリーを通じて唯一無二の体験を顧客に提供することが出来るようになります。
当社はこうした自動車メーカーの取り組みに貢献できることを大変嬉しく思います。休憩中や自動車の充電中等にリラックスするには、簡単な操作で気軽に楽しめるカジュアルゲームが最適です。
業界最高水準の品質と豊富なラインナップのゲームコンテンツを提供するFamobiとの協業は、ゲームを車載エンターテインメントの必須アイテムとして定着させるための大きな一歩となるものと確信しています」と話している。
一方で定番ゲームのHTML5を手掛けるファモビは、アクセスとの協業により自動車分野で提供先を拡大出来るため同社のイルカー・アイディンCEOは「車載エンターテインメント市場が立ち上がる中、自動車メーカーがオーディオを超えたサービスを提供するためには、車載ゲームのユーザーエクスペリエンス( UX )が重要な要素となります。
当社の幅広いHTML5ゲームセレクションとアクセスのTwine4Carプラットフォームの組み合わせにより、自動車メーカーは車載体験の1つとしてゲームを迅速かつ容易に導入し、継続的に更新されるカタログを提供することが可能になり、顧客満足度を向上させる事が出来ます」と語った。