日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会が主催する“2021-2022(第42回)日本カー・オブ・ザ・イヤー”の最終選考結果が12月10日に発表され、日産自動車の「ノート」および「ノート オーラ」(※1)が、日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。日産の受賞は通算5度目。
※1:ノート、ノート オーラ、ノート オーラNISMO、ノートAUTECH CROSSOVERの4車種が対象。
昨年12月にフルモデルチェンジされた「ノート」は、第2世代の「e-POWER」と新開発プラットフォームを採用。スムーズで力強い“加速”や、滑らかな“減速制御”、優れた“静粛性”に加え、電動化の時代を訴求する先進的なエクステリアやインテリアデザイン等が。
また今年8月発売の新型プレミアムコンパクト「ノート オーラ」は、細部に至るまで“上質”にこだわったインテリアや、最高出力100kw、最大トルク300Nmのスムーズで力強い走りに加え、クラスを超えた静粛性と国内初採用の「BOSE(※2)パーソナルプラスサウンドシステム」の組み合わせ等が、多くのユーザーから好評を得ていると云う。
今回これらノートシリーズが、走りの質を大幅に向上した新開発プラットフォームと第2世代e-POWERの組み合わせによって、従来のコンパクトカーの概念を大きく変えたとして、2021-2022(第42回)日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
最終選考では、モデルや駆動方式によって特性を細かく変更して先代モデルから進化したe-POWERや、優れたシリーズハイブリッドシステムの搭載によってバッテリーEVでなければ味わえないスムーズなモーター走行が手頃な価格で体感できることに加え、基準車のノートに加えて、国産コンパクトカーに質感という概念を持ち込んだノート オーラ、スポーティで楽しい走りのノート オーラNISMO、アクティブ性能を高めたノートAUTECH CROSSOVERという3つの個性を用意することで選択肢を広げたこと。
特にノート オーラの質感の高い内外装や、高出力リヤモーター搭載のe-POWER 4WDの優れた制御による安定した走りは、多くの支持を集めた。
受賞に際して、日産の最高執行責任者のアシュワニ=グプタ氏は、以下のように話している。
「日産が今後推し進める電動化において重要な役割を担うパワートレイン『e-POWER』を搭載し、アリアと並び新生日産を代表するノートで日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞できたことを大変光栄に思います。この受賞を励みに毎日の運転をワクワクする時間に変えるイノベーションを今後もお客さまに届けてまいります」。
[2021-2022 日本カー・オブ・ザ・イヤー得点表]
・1位(335点):日産 ノート/ノート オーラ/ノート オーラ NISMO/ノート AUTECH CROSSOVER(日産自動車)
・2位(264点):トヨタ GR86/スバル BRZ(トヨタ自動車/スバル)
・3位(227点):ホンダ ヴェゼル(本田技研工業)
・4位(206点):三菱 アウトランダー(三菱自動車工業)
・5位(168点):フォルクスワーゲン ゴルフ/ゴルフ ヴァリアント(フォルクスワーゲン グループ ジャパン)
・6位(104点):トヨタ MIRAI(トヨタ自動車)
・7位(81点):シボレー コルベット(ゼネラルモーターズ・ジャパン)
・8位(51点)メルセデス・ベンツ Cクラス(メルセデス・ベンツ日本)
・9位(45点):トヨタ ランドクルーザー(トヨタ自動車)
・10位(19点)BMW 4シリーズ(クーペ/カブリオレ/グラン クーペ/M4クーペ)(ビー・エム・ダブリュー)