ヤマハ発動機は、浜松市と時之栖(ときのすみか)の協力の下、静岡県浜松市の体験型テーマパーク「はままつフルーツパーク時之栖」内の果樹圃場で、農業用UGV(Unmanned Ground Vehicle/無人走行車両)の走行試験を8月から開始する。
走行試験は、多種多様な果樹圃場での車両の基本性能評価や、自律走行技術の評価・知見の獲得を目的に、同社長期ビジョンの一つ「ART for Human Possibilities, Advancing Robotics」の一環として行われる。
ヤマハ発動機は、ロボティクス技術や無人機システムの開発の加速を通じて、農業分野の省人化・自動化への貢献を目指すとしている。
[試験概要]
– 場所:はままつフルーツパーク時之栖(静岡県浜松市北区都田町4263-1)
– 期間:2019年8月~2020年3月
– 内容:
1.車両の基本性能評価(発進・停止・旋回や圃場での走破性の検証など)
2.自律走行技術の評価・知見獲得(画像処理技術や位置情報制御の確認など)
※試験での、来園者の試乗や操作はできない。