dotDは9月8日、同社と東海理化による戦略的協業ビジネスTOKAI RIKA Digitalkeyが、社用車管理システム「FREEKEY 社用車予約」を開発したことを発表した。
社用車管理においては、未だ多くの企業が出張記録を紙や自席パソコンでの入力で行っているため、車両利用者/管理担当者にとって煩雑で手間のかかる点が課題となっている。また、鍵を受け取るためだけに、管理部署や休日に会社に寄る必要があるなど、物理的な鍵の受け渡しに時間を要しているケースも多く見受けられる。
「FREEKEY 社用車予約」は、予約/運行日報/車両点検実績を一元管理でき、デジタルキーによって鍵の解錠/施錠ができる社用車管理システム。
社員がシステム上で車両を予約すると、自動的に社員のスマートフォンアプリにデジタルキーが配信される。アプリを介して車両の解錠/施錠が可能で、車両利用者や鍵の管理者も煩雑な受け渡し業務が不要となり、鍵の紛失・置き忘れといったトラブルも回避することができる。
加えて、乗車前と後の車両点検内容の入力や運行日報の記入等、社用車を使用する際に時間を要する各種業務もスマートフォンから実施可能となり、利用者の利便性と業務の効率化を図ることができる。
また、システム上で、車両の利用予約から鍵の受け渡しまで行えるため、円滑に社用車を使用することができる。さらに、社用車の利用実績状況や使用頻度を見える化し、社用車台数の最適化に繋げることにより、企業のコスト削減も可能となる。
2021年9月より実証実験を始め、2022年1月に本格運用を開始する予定だとしている。
■FREEKEY社用車予約の3つの特長
・スマートフォンによって解錠/施錠が可能
・車両点検・運行日報等の各種業務もスマートフォンで実施可能
・社用車の利用実績状況見える化により、台数最適化に貢献