レベル4の自動運転に対応したE/Eアーキテクチャ
オープンソースの自動運転ソフトウェア開発を手掛けるティアフォーは12月6日、自動車メーカー向けに、自動運転車両に必要なE/E(Electric/Electronic)アーキテクチャの設計及び開発を支援するソリューション「A.D.E.E.A(Autonomous Driving Electric and Electronic Architecture)」の提供を開始した。
A.D.E.E.Aでは、自動運転車両に最適なソフトウェア定義型自動車(Software-Defined Vehicle:SDV)の開発に必須であるE/Eアーキテクチャの参照設計が提供され、さらにパートナーの要望に応じたカスタマイズが可能。これにより自動運転車両の開発を加速させることができるという。
ティアフォーでは、「自動運転ソフトウェアを中心に車両が設計されるSDVには、E/Eアーキテクチャが欠かせません。ティアフォーでは、自動運転ソフトウェアに留まらず、自動運転車両の開発に必要な〝自動運行装置〟〝車両制御システム〟〝ドライブ・バイ・ワイヤ〟〝車載インフォテインメント〟に係る要素設計と開発支援を行います。
ティアフォーでは、自動運転車両向けE/Eアーキテクチャに適した車両制御システムやオペレーティングシステム、電動化モジュールなどの開発をパートナー企業と進め、より高次元なE/Eアーキテクチャの提案を目指します」と話している。