オートバックスセブンとオーイーシー、AOSテクノロジーズの3社は、ドローンサッカーの競技活動を通じて、地域コミュニティの活性化を主目的とする「日本ドローンサッカー連盟」を設立した。
ドローンサッカーは、ドローンとサッカーをミックスした競技で、球状のプラスチックフレームに覆われたドローンサッカーボールを使用して、5対5で戦う最新戦略型チームスポーツ。
オートバックスは、2017年9月から、アウトドアやレジャーなど、クルマで出掛けた先での楽しみを提供することを目的に、ドローンの販売を開始。また今年2月には、ドローンサッカーを日本市場に初導入し、その普及を担っている。
今回、設立した「日本ドローンサッカー連盟」では、ドローンサッカーに関する以下の活動を通じて、地域コミュニティの活性化や青少年の健全な育成、バリアフリースポーツの導入と展開、浸透、そしてドローン操縦技術の向上を目指していく。
[活動内容]
・デモンストレーション等のイベント企画・運営。
・トーナメント大会の開催(地域大会、エリア大会、全国大会、日韓戦、アジア大会、ワールドカップ)。
・その他ドローンサッカー普及に関する活動。
[ドローンサッカーについて]
日本をはじめ、世界の国や地域で導入が進められる韓国発祥の競技で、球状のプラスチックフレームに覆われた「ドローンサッカーボール」を使用して、5対5で戦う戦略型チームスポーツ。区切られたフィールド(最大幅:20m× 奥行:10m × 高さ:5m)の空間で、ドーナツ型のゴールにドローンを通すことで得点を競う。
競技は、オフェンス用ドローン1機で得点を獲得、他の4機でオフェンスの支援や自ゴールのディフェンスをすることから、スピードだけではなく、チームとしての連携など、高い戦略性が求められると云う。
また、この競技を通じて、センサーレスのドローンサッカーボール操縦習熟によるドローン飛行技術の向上や、年齢や性別を問わないバリアフリー競技であることから、家族や企業、学校行事、地域のコミュニティ等のチームワーク、コミュニケーションの醸成も期待される。
3社は今後、日本ドローンサッカー連盟への参画企業や会員の募集を開始し、直径40cmの競技用機体を使用した、日本初のドローンサッカートーナメント大会の開催を、大分県大分市で12月21日に予定。
また、日本だけでなく、韓国やその他の国や地域ドローンサッカー団体と連携し、2021年から2023年にかけてアジア大会や世界大会を開催し、2025年には第1回ワールドカップの開催を視野に入れて活動していく。
■日本ドローンサッカー連盟HP:http://japan-dronesoccer.com/