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2025年1月27日【IoT】

SWATモビリティ、NESに配送最適化アルゴリズムを提供

坂上 賢治

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SWAT Mobility Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役:末廣 将志)は1月27日、NECソリューションイノベータ(NES/本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員社長 石井 力)が提供する輸配送管理システム (TMS) 「ULTRAFIX」に、配送最適化アルゴリズムの提供を開始した。

 

NESことNECソリューションイノベータは、NECグループの社会価値創造をICTで担う中核会社で、10,000人超のエンジニアを抱え、社会課題の解決に貢献するSI・サービスを全国で提供している。

 

なおそんな同社の「ULTRAFIX」とは、車両と荷物を紐づけて車両の走行ルートの計画立案を支援するシステム。運行上の各種制約条件を順守しながら、「残業時間・運転時間等の実績など個々ドライバーの勤怠状況を考慮した配車計画の作成」「左回り優先、左折入庫優先、大型規制、渋滞情報」など最適な配車計画を立案を可能にするもの。

 

 

これにSWAT Mobilityの配送最適化アルゴリズムを組み合わせることにより、従来と比較して配車組みの計算時間を最大80%程度削減、また、車両台数を最大20%程度削減可能にするという。加えて右折を回避するルート計算や左付けの停車位置など運転手の負担を低減するモードも設定できるようになった。

 

SWAT Mobilityの配送最適化アルゴリズムについてNEC ソリューションイノベータ シニアマネージャーの月山 賢治氏は、「今回、SWAT Mobility社の高度なルート最適化技術をULTRAFIXに取り入れたことで、これまで以上にオペレーションを最適化し、CO2排出量の削減に寄与するソリューションを提供できることになりました。

 

今後も、SWAT Mobility社との連携による生産性や効率性の向上を通じて、顧客価値の最大化を支援していきます。そして、物流2024問題に対応し、サステナブルな社会の実現に貢献してまいります」と語っている。

 

対してSWAT Mobility代表取締役の末廣 将志氏は、「SWAT Mobilityの世界トップクラスの最適化アルゴリズムとNECソリューションイノベータの輸配送管理システムが連携されることで、2024年問題など日本の労働者不足に苦しむ荷主や物流業者の課題解決の一助となると思っています。

 

この協業を通じて、当社のビジョンである”Empowering the world to move more with less”(最小の資源で、最大の貨物を集荷・配送し、社会を豊かにする)の実現に向けて、より一層推進して参ります」と結んでいる。

 

 

SWAT Mobility Japan株式会社
所在地:東京都千代田区麹町
代表者:代表取締役 末廣 将志
設立:2020年
ホームページ: https://www.swatmobility.com/jp

 

NECソリューションイノベータ株式会社
所在地:東京都江東区新木場
代表者:代表取締役 執行役員社長 石井 力
設立:1975年
ホームページ: https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。