
SWAT Mobility Japan(本社:東京都千代田区、代表取締役:末廣 将志)は1月27日、NECソリューションイノベータ(NES/本社:東京都江東区、代表取締役 執行役員社長 石井 力)が提供する輸配送管理システム (TMS) 「ULTRAFIX」に、配送最適化アルゴリズムの提供を開始した。
NESことNECソリューションイノベータは、NECグループの社会価値創造をICTで担う中核会社で、10,000人超のエンジニアを抱え、社会課題の解決に貢献するSI・サービスを全国で提供している。
なおそんな同社の「ULTRAFIX」とは、車両と荷物を紐づけて車両の走行ルートの計画立案を支援するシステム。運行上の各種制約条件を順守しながら、「残業時間・運転時間等の実績など個々ドライバーの勤怠状況を考慮した配車計画の作成」「左回り優先、左折入庫優先、大型規制、渋滞情報」など最適な配車計画を立案を可能にするもの。
これにSWAT Mobilityの配送最適化アルゴリズムを組み合わせることにより、従来と比較して配車組みの計算時間を最大80%程度削減、また、車両台数を最大20%程度削減可能にするという。加えて右折を回避するルート計算や左付けの停車位置など運転手の負担を低減するモードも設定できるようになった。
SWAT Mobilityの配送最適化アルゴリズムについてNEC ソリューションイノベータ シニアマネージャーの月山 賢治氏は、「今回、SWAT Mobility社の高度なルート最適化技術をULTRAFIXに取り入れたことで、これまで以上にオペレーションを最適化し、CO2排出量の削減に寄与するソリューションを提供できることになりました。
今後も、SWAT Mobility社との連携による生産性や効率性の向上を通じて、顧客価値の最大化を支援していきます。そして、物流2024問題に対応し、サステナブルな社会の実現に貢献してまいります」と語っている。
対してSWAT Mobility代表取締役の末廣 将志氏は、「SWAT Mobilityの世界トップクラスの最適化アルゴリズムとNECソリューションイノベータの輸配送管理システムが連携されることで、2024年問題など日本の労働者不足に苦しむ荷主や物流業者の課題解決の一助となると思っています。
この協業を通じて、当社のビジョンである”Empowering the world to move more with less”(最小の資源で、最大の貨物を集荷・配送し、社会を豊かにする)の実現に向けて、より一層推進して参ります」と結んでいる。
SWAT Mobility Japan株式会社
所在地:東京都千代田区麹町
代表者:代表取締役 末廣 将志
設立:2020年
ホームページ: https://www.swatmobility.com/jp
NECソリューションイノベータ株式会社
所在地:東京都江東区新木場
代表者:代表取締役 執行役員社長 石井 力
設立:1975年
ホームページ: https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/