電動モビリティベースユニットの使用例(上段は左から移動用と配送用。下段は左から運搬用、除雪用、農業用)スズキは11月22日、東京ビッグサイトで今月29日(水)~12月2日(土)に開催される「2023国際ロボット展 (iREX 2023)」に、ロボットの足として活用できる「電動モビリティベースユニット」を出展すると発表した。イベントでは、その使用事例を紹介する。
電動モビリティベースユニットは、同社がこれまで培ってきた電動車椅子の技術を応用したもの。このベースユニットに自律走行システムを搭載することで、農業や配送、土木建設補助など、様々な用途で活用できるロボットの足回りとして展開することを想定している。
スズキでは、これまでにも電動車椅子の足回りユニットの農業や配送分野での活用を検討してきたが、今回の出展を通じて、ロボット業界の足としてさらに広く受け入れられるかのニーズを調査。
将来的には、この電動モビリティベースユニットがロボットの足として活用されることで、社会課題解決にチャレンジする企業と共に、より良い社会の実現を目指していきたいとしている。