スバル(SUBARU)は、スイス・ジュネーブで開催中の第89回ジュネーブ国際モーターショーで、コンセプトカーの「スバル・ヴィジヴ・アドレナリン・コンセプト(SUBARU VIZIV ADRENALINE CONCEPT/*1)」を、世界初公開した。
スバルは、2014年に共通デザインフィロソフィの「DYNAMIC x SOLID」を定義し、デザイン面においてもスバルブランドが提供する価値の「安心と愉しさ」を、コンセプトカーや量産モデルを通じて表現。
2018年7月に発表した新中期経営ビジョンSTEPでは、これをより「大胆」なデザイン表現に進化するキーワードとして「BOLDER」を提げた。
この「BOLDER」には、スバルブランドの持つ世界観を広げ、特徴をより際立たせることで、乗る人全員を更に愉しい気持ちにしたいとの想いが込められていると云う。
今回公開されたヴィジヴ・アドレナリン・コンセプトは、この「BOLDER」の下、初めてデザインされたコンセプトカーで、乗員を守るルーフやプロテクターの大胆な配置や、ホイールからオールテレーンタイヤに繋がるホワイトアクセント等、ボディをダイナミックで力強い造形とすることで、フィールドギアの印象を強調。
アクティビティをサポートするユーティリティ等、「大自然の中を想いのままに走り廻りたい」という気持ちを駆り立てる、新しいスポーツヴィークルを表現したとしている。
*1: VIZIV(ヴィジヴ)は、「Vision for Innovation」を語源とする造語(「革新のための未来像」の意)