スバル(SUBARU)は2月3日、「SUBARU Lab(スバルラボ)」の開発範囲を従来のAIからソフトウェア全般へと拡大すると共に、2月にWeWork Japan(ウィーワーク・ジャパン:WWJ)が展開するフレキシブルオフィス〝WeWork 渋谷スクランブルスクエア〟内に新オフィスを開設したことを発表した。
これにより、スバルラボは、2020年開設の「H1O 渋谷三丁目」内の拠点(*1)と合わせて2拠点体制に。同社は、今回の拡張により、クルマのハードウェアに於けるポテンシャルを最大限に引き出すと共に、時代ごとに求められる価値提供につながるソフトウェア開発を強化し、ハード・ソフトの両面で〝スバルらしさ〟を際立たせていきたいとしている。
また、IT企業が集積する渋谷へのオフィス増設により、AIのみならず、CASE(*2)領域など、幅広いソフトウェアに関しての開発人財の採用を拡大。また、協業も見据えた他企業とのコミュニケーションの活性化を図り、自社で掲げる〝価値づくり〟(*3)を加速。これまで培ってきたクルマづくりに於ける強みをソフトウェア領域の強化により磨き上げ、〝安心と愉しさ〟を提供し続けていきたいとしている。
*1:(スバル)SUBARU AI開発拠点「SUBARU Lab」を渋谷に開設 (2020年11月18日) 。
*2:「Connected(コネクティッド)」「Autonomous(自動運転)」「Shared & Services(シェアリング/サービス)」「Electric(電動化)」。
*3:(スバル)新経営体制における方針 (2023年8月2日)。