相鉄グループでビルメンテナンス業などを行う相鉄企業社は、6月18日(火)から、横浜駅西口の商業施設「相鉄ジョイナス」の清掃業務に自動清掃ロボットを導入する。
運用は、地下1階・1階・2階の共用通路を予定している。
ロボットは、マクニカ社が販売するカナダのアヴィドボッツ社(Avidbots)製の自動清掃ロボット「ネオ(Neo)」。ICTを活用し、あらかじめ記憶した清掃ルートを自律走行しながら、センサーで人や障害物を迂回しながら清掃を行う。
また、イベントスペースの設置などレイアウト変更があった場合でも自動で検知し、ルートを再設計しながら清掃を継続。稼働状況は、搭載カメラの映像などをパソコンやスマートフォンから確認できる。
さらに、清掃が完了すると、障害物などで清掃が行えなかった場所を確認できるクリーニングリポートを作成。全体を抜け漏れなく清掃することができる。
相鉄企業社は今後、他の事務所ビルや商業施設などにも、それぞれの施設の特性に合わせた清掃ロボットを導入し、清掃品質と作業効率の向上に取り組んでいくとしている。
[自動清掃ロボットの概要]
– 名称:Neo(ネオ)
– メーカー:Avidbots(アヴィドボッツ)社
– 清掃機能:ICT搭載自動清掃ロボット
– サイズ:横幅140cm×奥行き60cm×高さ120cm
– 連続稼働時間:約5時間
– 清掃エリア:相鉄ジョイナス 地下1階・1階・2階共用通路
– 導入効果:清掃品質と作業効率の向上
– 導入日:2019年6月18日(火)
– 導入台数:1台
[相鉄企業社の概要]
– 会社名:相鉄企業株式会社
– 所在地:横浜市西区北幸二丁目9番14号
– 資本金:1億円
– 出資会社:相鉄ホールディングス㈱ 100%出資
– 社長:佐武宏
– 設立:1961年11月1日
– 事業内容:
総合建物サービス業(ビルメンテナンス業、環境サービス業、設備工事業、指定管理者業務)、不動産賃貸業