ソニー(Sony)は、同社が開発する電気自動車(EV)「VISION-S」試作車両の欧州での公道走行テストを開始し、その様子の動画を1月12日に公開した。
昨年1月7日にCES 2020で発表された「VISION-S」は、モビリティの進化への貢献を目標に開発されているソニーのオリジナルEV。その試作車は、同社のイメージング・センシング技術をはじめ、各シートに360 Reality Audioが内蔵される他、直感的操作が可能なパノラミックスクリーン等も採用し、エンタテインメント性を追求。またAIや通信、クラウド技術を活用した車載ソフトウェア制御により、機能が継続的にアップデートされる、進化し続けるクルマを目指している。
この「VISION-S」の試作車両が昨年12月に完成し、今回、欧州での公道走行テストが開始された。
ソニーは、今後も車両開発を継続すると共に、他の地域でも順次、走行テストを実施。最先端テクノロジーを組み合わせることで、安心・安全かつ、新たな感動をもたらす車内エンタテインメントの実現を目指し、モビリティの進化へ貢献していくとしている。
上の動画は、VISION-Sとは何を目指すのか。ソニーの想いと、それに賛同し集まる開発パートナーの想い。プロジェクト参画メンバーが、VISION-Sの目指す未来について語っている。
■(ソニー)VISION-S|Public Road Testing in Europe(動画):https://square.sony.com/ces2021/vision-s
■(ソニー)VISION-S:https://www.sony.co.jp/SonyInfo/vision-s/