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2024年8月13日【ESG】

カーズのマーケティングツールに「スマート受付」が追加

坂上 賢治

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自動車売買・車検仲介・自動車保険販売などのプラットフォーム環境を手掛ける「cars( カーズ )」は8月13日、システムソリューションの一部として提供しているマーケティングツール「cars MANAGER(カーズマネージャー)」に、「スマート受付」を追加。これにより紙面の受付アンケートがデジタル化され、利便性が大きく向上したという。

 

今でも自動車の車検や点検を行う整備事業所では、ペーパー管理が主流となっている。そのゆえファイルへの綴込みや、販促の対象顧客を探す作業などは、事業所スタッフの大きな負担になっており、毎週のように残業が常態化している事業所も少なくない。

 

 

それに起因して、残業代支払いによる人件費も経営を逼迫。他の業務にも手が回らないため、スタッフの入れ替わりも激しくなり、人手不足の間接的な要因になっているケースも多い。

 

そうしたなかで今回、「スマート受付」が追加された「cars MANAGER」は、AIを活用した共感マーケティングオートメーションサービス。顧客とその愛車のカーライフデータの収集・解析結果に「経営支援」「集客支援」「複業支援」を掛け合わせることで、持続的な「利益増」、「顧客増」、「効率増」が実現すると同社では謳っている。

 

新たに追加された「スマート受付」は、これまで労働負担の元凶になっていた紙面による来店アンケートを完全デジタル化。事業所のタブレットやcars MANAGERの画面上のQRコードを読み取って来店顧客のスマホからデジタルアンケートが利用できるようになっている。

 

 

回答データはクラウド保存されるので、従来のペーパー管理は不要になり、スタッフの負担が軽減される。また回答データは顧客データとしていつでも誰でもcars MANAGERで参照が可能という。

 

加えて「スマート受付」では、顧客の氏名やマイカー情報の他、マイカーの乗り換えや売却検討の有無も聴取が可能であることから、テスト導入した複数の事業所では、乗り換え検討する回答データを活用して車販売上が実現したところもあるという。

 

cars株式会社(英文表記:cars Inc.)
代表者:代表取締役社長 藤堂 高明
役員:取締役(常勤)澤村 清秀
事業内容:グローバルカーライフテックサービス
設立:1960年
資本金:49,738,000円(2024年3月時点)
所在地:〒150-6139 東京都渋谷区渋谷2-24-12 WeWork渋谷スクランブルスクエア
社員数:166名(2024年3月現在)
許認可:
 指定自動車整備事業者
 自動車特定整備事業者
 古物商(許可番号641040000285)
 電気通信事業者(E-02-04672)
 IT導入支援事業者
 インボイス適格登録事務所(T7150001006594)
サイトURL:https://cars-enjoy.com/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。