空飛ぶクルマ(※1)を開発するSkyDriveが、8月28日(金)に世界初公開した「有人機SD-03」の飛行動画の再生回数が、およそ3日で合計100万回を超えた。
動画は、日本国内のみならず、北米を中心にカナダ、メキシコ、スペイン、インド、ロシア、台湾など、約95%が海外で視聴されている(YouTubeアナリティクス調べ)と云う。
これを受けて、SkyDrive代表取締役の福澤知浩氏は、「この動画をキッカケに、SF以外で初めて空飛ぶクルマを知り、「こんな世界が来るのが楽しみ!」などのコメントを多数いただいております。引き続き、日本発のグローバルものづくりカンパニーとして、世界中の方々に愛されるモビリティを開発すべく、邁進してまいります」と、コメントしている。
<動画について>
・「有人機SD-03」のプロジェクト動画:SkyDrive Project SD-03 world debut/130万回再生・2020年9月2日時点
・「有人機SD-03」の有人飛行動画編集なしフルバージョン:World debut SkyDrive Manned Flight by SD-03 in the summer 2020 Full Version/45万回再生・2020年9月2日時点
■アジアモビリティ会議に登壇
またSkyDriveでは、上述の動画に加え、9月8日(火)~9月10日(木)にオンライン開催されるアジアモビリティ会議「MOVE Asia Virtual 2020」にて、情報を発信。
9月10日(木)15:00~16:00(JST)開催予定のパネルディスカッションに、エアモビリティ事業部事業開発シニアマネージャーの福本大悟氏が参加し、モビリティの離発着場を開発するイギリスのスカイポート社や『空飛ぶクルマ』を開発するドイツのボロコプター社およびリリウム社と、「エアモビリティがもたらすアジア都市の変革」について議論する。
<パネルディスカッションについて>
– 日時:2020年9月10日(木)15:00~16:00(JST) ※14:00~15:00(SGT)
– 開催方法:オンライン
– 開催言語:英語
– 参加費:SGD$50
– 内容:
「Transforming Asian cities with urban air mobility(エアモビリティがもたらすアジア都市の変革)」
– 登壇者:
・Daigo Fukumoto, Senior Manager of Air Mobility Division (SkyDrive.Inc)、
・Peter Littau, Business Development Manager (Volocopter)、
・Damian Kysely, Regional Manager, APAC (Skyports)、
・Oliver Walker-Jones, Head of Communications (Lilium)
– モデレーター Jeffrey Lowe, Managing Director (Asian Sky Group)
– 主催:Terrapinn Pte Ltd
– 申込み:https://www.terrapinn.com/virtual/move-asia/index.stm
※1:正式名称を「電動垂直離着陸型無操縦者航空機(eVTOL(electric vertical takeoff and landing))」といい、電動化、完全自律の自動操縦、垂直離着陸が大きな特徴の“空飛ぶクルマ”は、現在、モビリティ分野の新たな動きとして、世界各国で開発が進められている。
日本でも2018年から「空の移動革命に向けた官民協議会」が開催され、都市部でのタクシーサービス、離島や山間部の新たな移動手段、災害時の救急搬送などにつながるものとして期待されている。経済産業省・国土交通省制定のロードマップでは、2023年の事業開始、2030年の本格普及を目指している。