ブロックチェーン関連事業を手掛けるシーズ(本社:東京都豊島区)は、フィンテック研究振興協会(FRPA)と、分散型アプリケーション (DApps) やスマート・コントラクトを構築するためのプラットフォーム「イーサリアム」をベースに、産業向け「汎用ブロックチェーン」を共同開発し、販売を開始した。
汎用ブロックチェーンでは、一般的なアプリケーション開発の知識を有するエンジニアであれば「DApps」を容易に構築できると云う。
また、さまざまな業種のアプリケーションに対応可能なブロックチェーンの動作処理を事前に複数用意(コントラクトの汎用化)しているため、ブロックチェーンの知識を習得していなくても、Web APIを使ったブロックチェーンの登録等の操作が可能。
さらに、複数のアプリケーションで1つのブロックチェーンを使うこともできるため、コントラクトの汎用化と合わせて導入コストを削減、ブロックチェーンの導入がより低予算でできるとしている。
[汎用ブロックチェーンの特長]
1.コントラクト汎用化により価格を低減
コントラクトを汎用化することで、従来の開発コストを大幅に低減。ベースのブロックチェーンが出来ているため、顧客ニーズに沿ったカスタマイズのみで納品できる。
2.複数のDAppsで1つのブロックチェーンを使用できるマルチDAppsプラットフォーム
Web APIで複数のDAppsから1つのブロックチェーンに記録・参照することが可能。ブロックチェーンにつながるDAppsは、他のDAppsからデータを閲覧することができないセキュアな構造となっている。
3.大容量データも紐づけられるメタ分散ファイルシステム
従来、ブロックチェーンに画像データなどをそのまま記録する場合、名刺サイズ程度が容量的な限界となっていたが、メタ分散ファイルシステムにより、データを分散化。ブロックチェーンにメタ情報のみ記録することで、大容量データでも改ざんされていないことを証明することができる。
汎用ブロックチェーンの活用は、 人事評価システム / 店舗評価 / アンケート / 総合サービス評価 / 楽曲販売 / 動画配信 / 論文発表 / 診療情報履歴 / 計測データ保証収集記録 / ビッグデータ保証収集記録 / 保守・点検保証記録 / ポイント発行システム / トレーサビリティシステム / 地域通貨 / 町おこし通貨等、その事例は、多岐にわたっている。
シーズでは既に、汎用ブロックチェーンを基に、さまざまな業種に対応したアプリケーションのベースを構築。ニーズに合わせてUIをカスタマイズし、納品するとしている。
[問い合わせ先]
株式会社シーズ
住所:〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-6-10プリモプラート5F
電話: 03-6907-2331
担当者: 後藤勝由
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