ルノーと日産自動車、三菱自動車は3月20日、3社が車両を販売する200に及ぶ市場のほぼすべてで提供が可能な、コネクテッドサービスのためのプラットフォーム「アライアンス インテリジェント クラウド」の立ち上げを発表した。
「アライアンス インテリジェント クラウド」は、アライアンス3社とマイクロソフト(Microsoft/MS)が、クラウドサービスの「マイクロソフト・アジュール(Microsoft Azure)」を活用し、共同で開発。
アジュールは、コネクテッドカーから得られる膨大な車両データを保持、管理、分析するためのプラットフォームを提供する。
アライアンス インテリジェント クラウドへの対応は、ルノーの新型「クリオ」と、日本と欧州で販売される「日産リーフ」の一部モデルから開始。
クラウド対応車では、インターネット接続のシームレス化、インフォテインメントサービスを始めとした高度な遠隔診断、継続的なソフトウェアの展開、ファームウェアの更新が可能になると云う。
また、同クラウドでは、従来のコネクテッドカー用ソリューションと、コネクテッド機能、モビリティサービスを支える業務ソリューションを統合。アライアンス各社車両と、スマートシティのインフラや、潜在的なパートナーに単一の接点を提供するとしている。