楽天は、同社が進める携帯キャリア事業用基地局の設置にあたり、九州電力が保有する電力設備(送電鉄塔など)の活用を決定した。
同社は現在、第4世代携帯電話システム(4G)用周波数(1.7GHz帯)における特定基地局の開設計画について、総務省からの当該計画の認定を受け、移動体通信事業者(Mobile Network Operator)として携帯キャリア事業への新規参入の準備を進めている。
この携帯基地局の設置場所として、同社は、九州電力が九州地方7県を中心に保有する送電鉄塔などを活用、携帯電話事業新規参入にあたり、携帯電話基地局の設置工事等、設備投資の最大限の効率化を目指すと云う。
楽天は、全国でのサービス展開に向け、各電力会社とのさらなる協力や基地局の設置のための様々な効率化を検討しながら、2019年10月のサービス開始に向けた準備を着実に進めるとしている。