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2018年10月9日【テクノロジー】

オムロン、ロボットイベントのWRS2018に協賛参加

NEXT MOBILITY編集部

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オムロンHPより

 

オムロンは、10月17日から21日までの5日間、東京ビッグサイトで開催されるロボットの国際大会「World Robot Summit 2018(総称:WRS2018)」(主催:経済産業省、NEDO)にオフィシャルパートナーとして協賛参加する。

オムロン・ロゴ

「WRS2018」は、人とロボットが共生し、協働する世界の実現に向けて「ロボットをテーマに人々がつながり、未来を語り合う場」としてWRS2020のプレ大会の位置付けで開催。

 

ロボットの活躍が期待されるさまざまな分野において世界中から集結したチームが、ロボットの技術やアイデアを競う競技会、「World Robot Challenge(総称:WRC)」と、ロボット活用の現在と未来の姿を発信する展示会、「World Robot Expo(総称:WRE)」で構成されている。

 

オムロンは、オフィシャルパートナーとしての協賛参加を通じ、人がより創造的に働き、暮らすために、機械が人の能力や可能性を引き出してくれる”人と機械が融和した社会”の実現に向けたロボティクス関連技術を紹介。

 

世界中の開発者や有識者らとの議論や共創を加速しコア技術、「センシング&コントロール+Think」を進化させ、モノづくり現場などへのロボットの実装機会を拡大させていくとしている。

 

 

[WRS2018出展内容]

 

<WRS体験・実演エリア(東6ホール)>

 

コア技術「センシング&コントロール+Think」による、人と機械の関係性の進化を具現化した卓球ロボット「フォルフェウス」を展示。卓球のラリーを通じて、機械が人の能力を引き出す「人と機械の融和」の世界が体験できる。

 

<WRE(東6ホール)>

 

WRS体験・実演エリアに隣接するオムロンブースでは、自動搬送モバイルロボット「LDシリーズ」と、5月に提携を開始した台湾のテックマン・ロボット社のアーム型協調ロボット「TMシリーズ」を組み合わせた自走型協調ロボットを展示。

 

近未来のモノづくり現場における「人と機械の新たな協調」を実現するソリューションをデモンストレーションする。

 

<WRC(東7ホール)>

 

2つの産学連携チームが、「サービス」カテゴリーの「フューチャーコンビニエンスストアチャレンジ」と「ものづくり」カテゴリーの「製品組立チャレンジ」に参加する。

 

<メインステージ・ワークショップ(東6ホール)>

 

10月18日の「メインステージ」では、コア技術「センシング&コントロール+Think」で社会課題の解決に取り組む姿勢やロボットに関する技術開発の方向性について、オムロン 執行役員 インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー技術開発本部長 福井信二 氏が講演。

 

また、10月19日の「ワークショップ」では、具体的なロボット技術の実装に向けた取り組みを紹介する。

 

卓球ロボット「フォルフェウス」(左)と、自走型協調ロボット(右)

卓球ロボット「フォルフェウス」(左)と、自走型協調ロボット(右)

 

[卓球ロボット「フォルフェウス(FORPHEUS)」について]

 

4代目「フォルフェウス」は、人をより深く理解し、一人ひとりに最適な支援を行い、人の能力や創造性を引き出す「人と機械の融和」を体現する卓球ロボットとして、進化を続けている。

 

今回展示する「フォルフェウス」は、最先端AI技術「時系列ディープラーニング」やモノづくりの現場で使用される、オムロンのコントローラの強みを活かした「同期制御」などの技術によって更に進化。

 

数々の対戦相手とラリーを行ってきたデータを元に、対戦相手の卓球の上手/下手を瞬時に判断し、相手のレベルに合わせた返球を行うだけでなく、初心者から上級者まで様々な人が卓球ラリーを今まで以上に楽しめるよう、”スマッシュ”を予測し返球する機能や、初心者が打ちやすいボールを”サーブ”する機能を実装。

 

さらに、ボールの軌道予測の性能を高め、返球の精度を日々向上させている。

 

 

[WRS2018開催概要]

 

– 開催日時:2018年10月17日(水) ~ 21日(日)  10:00~17:00
– 開催場所:東京ビッグサイト 東 6/7/8ホール 東京都江東区有明3-11-1
– ホームページ:http://worldrobotsummit.org/wrc2018/
– オムロン小間番号:東6ホール内 E-17および 体験・実演エリア

 

 

■センシング&コントロール+Think:https://www.omron.co.jp/innovation/

■卓球ロボット「フォルフェウス(FORPHEUS)」:https://www.omron.co.jp/innovation/forpheus_technology.html

 

 

※タイトル写真:フォルフェウス(オムロンHPより)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。