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2019年8月22日【テクノロジー】

日産、プロパイロット着想のカップインゴルフボールを公開

NEXT MOBILITY編集部

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日産自動車・ロゴ

 

 

日産は8月22日、世界初(※1)の先進運転支援システム「プロパイロット 2.0(※2)」の技術から発想した、確実にカップインするゴルフボール「ProPILOT GOLF BALL」の動画を公開した。

 

 

プロパイロット 2.0は、ナビゲーションシステムと連携したルートを、3D高精度地図データ、カメラやレーダーによる周囲情報を基に、追い越しや分岐なども含めてシステムが目的地までのルート上にある高速道路(※3)の出口まで走行を支援する技術で、ドライバーも道路や周囲の状況、制御状態のリアルタイムな把握が可能。

 

今年9月デビューの新型「スカイライン」から搭載される。

 

 

 

 

日産は、この「プロパイロット 2.0」の、目的地までドライブをサポートする技術を、わかりやすく告知するため、今回、「ProPILOT GOLF BALL」の動画を制作。動画では、まだクラブをきちんと振ることが出来ない少年が、パターを振りボールに当てるだけで、カップまで確実に転がりカップインする様子が描かれており、ゴルファーにとって夢のような映像が楽しめる。

 

 

 

 

また、8月29日(木)から、横浜市西区の日産グローバル本社ギャラリーで、「ProPILOT GOLF BALL」の体験イベントを実施。このボールを使って実際にパットすることで、日産の技術が体感できると云う。

 

日産は、未来のクルマの技術を、クルマに対して興味関心が低い人に広く伝える取り組みを通じ、クルマファン以外の方にもワクワクさせる存在になっていきたいとしている。

 

 

 

 

[ProPILOT GOLF BALL動作説明]

 

ProPILOT GOLF BALLは、俯瞰のカメラでセンシングし、ボールの位置を特定、コンピューターがグリーン内のルートを計算する。経路は無線で指示され、ボールは自動で「カップ(目的地)」に自走する。

 

 

[体験会について]

 

横浜市西区の日産グローバル本社ギャラリーで、8月29日(木)からの4日間「ProPILOT GOLF BALL」の体験イベントを開催。イベントでは、会場で映像同様に、正確且つ自動で進み絶対にカップインできる「ProPILOT GOLF BALL」が楽しめる。

 

– 展示日時:8月29日(木)~9月1日(日)10:00~20:00
– 展示場所:日産グローバル本社ギャラリー(神奈川県横浜市西区高島1-1-1)
– アクセス:http://www.nissan.co.jp/GALLERY/HQ/ACCESS/

 

 

 

 

※1:高速道路のナビ連動ルート走行と同一車線でのハンズオフ機能の採用が世界初(2019年5月日産調べ)。

※2:プロパイロット 2.0は、ドライバーが常に前方に注意して道路、交通、自車両の状況に応じ直ちにハンドルを確実に操作できる状況にある限りにおいて、同一車線内でハンズオフが可能となる運転支援システム。
 自動運転装置ではないため、ドライバーは周囲の状況や車両の動作に常に注意し、確実にハンドル、ブレーキ、アクセルを操作し、安全な運転を行う責任がある。
 また、プロパイロット 2.0は、側方にいる車両には反応しないため、合流部、カーブを走行するとき、また大型車両が隣の車線を走行しているときは特に周辺車両に注意し、必要に応じてのハンドル操作が必要。
 対面通行路、トンネル内、カーブ路、料金所・合流地点およびその手前などでは、ハンズオフは不可。ハンズオフができない区間に入るときにはシステムが事前にドライバーに報知するため、ドライバーはハンドル操作をする必要がある。

※3:高速自動車国道法の定める高速自動車国道、及び、道路法の定める自動車専用道路。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。