日産は8月22日、世界初(※1)の先進運転支援システム「プロパイロット 2.0(※2)」の技術から発想した、確実にカップインするゴルフボール「ProPILOT GOLF BALL」の動画を公開した。
プロパイロット 2.0は、ナビゲーションシステムと連携したルートを、3D高精度地図データ、カメラやレーダーによる周囲情報を基に、追い越しや分岐なども含めてシステムが目的地までのルート上にある高速道路(※3)の出口まで走行を支援する技術で、ドライバーも道路や周囲の状況、制御状態のリアルタイムな把握が可能。
今年9月デビューの新型「スカイライン」から搭載される。
日産は、この「プロパイロット 2.0」の、目的地までドライブをサポートする技術を、わかりやすく告知するため、今回、「ProPILOT GOLF BALL」の動画を制作。動画では、まだクラブをきちんと振ることが出来ない少年が、パターを振りボールに当てるだけで、カップまで確実に転がりカップインする様子が描かれており、ゴルファーにとって夢のような映像が楽しめる。
また、8月29日(木)から、横浜市西区の日産グローバル本社ギャラリーで、「ProPILOT GOLF BALL」の体験イベントを実施。このボールを使って実際にパットすることで、日産の技術が体感できると云う。
日産は、未来のクルマの技術を、クルマに対して興味関心が低い人に広く伝える取り組みを通じ、クルマファン以外の方にもワクワクさせる存在になっていきたいとしている。
[ProPILOT GOLF BALL動作説明]
ProPILOT GOLF BALLは、俯瞰のカメラでセンシングし、ボールの位置を特定、コンピューターがグリーン内のルートを計算する。経路は無線で指示され、ボールは自動で「カップ(目的地)」に自走する。
[体験会について]
横浜市西区の日産グローバル本社ギャラリーで、8月29日(木)からの4日間「ProPILOT GOLF BALL」の体験イベントを開催。イベントでは、会場で映像同様に、正確且つ自動で進み絶対にカップインできる「ProPILOT GOLF BALL」が楽しめる。
– 展示日時:8月29日(木)~9月1日(日)10:00~20:00
– 展示場所:日産グローバル本社ギャラリー(神奈川県横浜市西区高島1-1-1)
– アクセス:http://www.nissan.co.jp/GALLERY/HQ/ACCESS/
※1:高速道路のナビ連動ルート走行と同一車線でのハンズオフ機能の採用が世界初(2019年5月日産調べ)。
※2:プロパイロット 2.0は、ドライバーが常に前方に注意して道路、交通、自車両の状況に応じ直ちにハンドルを確実に操作できる状況にある限りにおいて、同一車線内でハンズオフが可能となる運転支援システム。
自動運転装置ではないため、ドライバーは周囲の状況や車両の動作に常に注意し、確実にハンドル、ブレーキ、アクセルを操作し、安全な運転を行う責任がある。
また、プロパイロット 2.0は、側方にいる車両には反応しないため、合流部、カーブを走行するとき、また大型車両が隣の車線を走行しているときは特に周辺車両に注意し、必要に応じてのハンドル操作が必要。
対面通行路、トンネル内、カーブ路、料金所・合流地点およびその手前などでは、ハンズオフは不可。ハンズオフができない区間に入るときにはシステムが事前にドライバーに報知するため、ドライバーはハンドル操作をする必要がある。
※3:高速自動車国道法の定める高速自動車国道、及び、道路法の定める自動車専用道路。