日産自動車は、9月19日、ドイツ ・ ハノーバーで開催中の2018ハノーバーモーターショーで「日産ナバラ ダークスカイ コンセプト」を発表した。
日産ナバラ ダークスカイ コンセプトは、欧州宇宙機関(ESA)と共同で開発。展望台で使われる天体望遠鏡をオフロード・トレーラーに搭載し、モバイル天文ラボとしての機能を持ち合わせていると云う。
また、ピックアップトラックとして安全かつ利便性に優れたトーイング機能を実現するため、「ニッサン インテリジェント モビリティ」の最先端技術のひとつ、自動運転技術 「プロパイロット」を搭載するなど、幅広いニーズを満たすべく、以下のようなさまざまなスマート機能が搭載されている。
・ステアリング、アクセル、ブレーキ操作をアシストすることでドライバーの運転制御を向上する自動運転技術「プロパイロット」を搭載。車線中央を維持するよう車両やトレーラーの安定性を制御するシステムも搭載されている。
・アップグレードされた「インテリジェント アラウンドビューモニター」で、真上からの周辺映像を提供することで、トーイングや駐車操作をサポート。
・「BSW(後側方車両検知警報)」にも改良が施され、トレーラーの死角に入ったオブジェクトをより検知しやすくなった。
・「トーイングヒッチアライメント」により、ステアリング、アクセル、ブレーキ、シフト操作を車両が自動制御、トレーラーとの接続を楽に行うことができる。
ルノー・日産自動車・三菱自動車 小型商用車事業担当アライアンスSVPのアシュワニ グプタ氏は、このコンセプトカーに関して、次のようにコメントしている。
「『日産ナバラ ダークスカイ コンセプト』は、お客さまが 『どこにでも行けること(GO ANYWHERE)』を可能にし、『日産がお客さまにとって真のパートナー(AUTHENTIC PARTNER)』になることを象徴しています。
『ニッサン インテリジェント モビリティ』の技術、そして自動運転技術『プロパイロット』でのトーイングを通じて、お客さまのニーズがどんなに複雑であっても、それらに最適なソリューションをつくり出し、応えていくことができます」。