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2022年10月7日【CASE】

日産、自治体企業間のEVシェア実証にプラットフォーム提供

NEXT MOBILITY編集部

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日産自動車は10月7日、北九州市と百貨店の井筒屋が10月より実施する「自治体-企業間EV(電気自動車)シェアリング実証事業」に、「NISSAN e-シェアモビ」のプラットフォームを提供すると発表した。

 

e-シェアモビは、電動車両だけを対象とする日産のカーシェアリングサービス。個人を対象としたサービスはもとより、企業や自治体と連携することで、平日は社用車/公用車として、また土日・祝日は一般客にシェアリングするといった「利用者共存サービスモデル」としても運用できる。

日産・新ロゴ

今回実施される実証事業は、全国初の試みとして、脱炭素社会の実現を目指してEVの導入を促進する北九州市と井筒屋が、日産のEV「リーフ」を共同利用して、組織間でシェアリングを行う際の課題の抽出や、費用負担の在り方について検証するというもの。

 

日産は、実証事業に同社のカーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」の予約運用システムの提供に加え、2者の車両使用状況等を分析、シェアリングに於ける管理・運用面での効果や課題の検証についてもサポートする。

 

また実証事業では、「ゼロカーボン・ドライブ(※1)」を実現するため、期間中、充電に使用する全ての電力を、北九州市で発電する再生可能エネルギーで賄う予定であると云う。

 

 

日産は今後も、カーボンニュートラル社会の実現に向けて推進している日本電動化アクション「ブルー・スイッチ(※2)」を、様々なパートナーと連携して加速させていくとしている。

 

※1:再生可能エネルギーを使って発電した電力と電気自動車(EV)などを活用した、走行時のCO2排出量がゼロのドライブ。
※2:EVを活用して課題の解決を図る取組み。

 

 

■NISSAN e-シェアモビ:https://e-sharemobi.com/

■(日産)日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」:https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology/blue-switch.html

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。