日産自動車は、08月24日、米国で開催の2018年ペブルビーチ・コンクール・デレガンスで、同社ブランドのインフィニティ(INFINITI)のコンセプトカー、「プロトタイプ10」を公開した。
電動駆動のスピードスター「プロトタイプ10」では、インフィニティ・ブランドが目指す電動パワートレインによるドライビング・プレジャー、およびパフォーマンスのビジョンを提示。
そのデザインの着想は、クラシカルなシングルシートのスピードスターから得られている。
また、コンセプト面においては、インフィニティ「Qインスピレーション」で取り入れられた新しいインフィニティのフォームランゲージを進化。
2021年以降、全ての新型車に電動パワートレインの搭載を予定しているインフィニティブランドの、将来のデザインへのヒントを表現したとしている。
インフィニティのエグゼクティブデザインディレクターのカリム・ハビブ氏は、「プロトタイプ10」に関して、以下のようにコメントしている。
「インフィニティ『プロトタイプ10』は、シングルシーターの高出力レーシングカーが人気を集めた時代に、最も刺激的とされたいくつかのモデルのレイアウトを参考にデザインしました。
このコンセプトカーは運転することが車の喜びの全てだった、おおらかな時代からインスピレーションを得ていますが、フォルムや細部を含めたすべては電動化車両の未来のドライビングプレジャーとパフォーマンスの表現を提案しています」。