日立は、SDGs(*1)やSociety5.0の実現に向け、オープンな協創による新たなイノベーション創生を加速するための研究開発拠点として、東京都国分寺市にある中央研究所内に「協創の森」を開設した。
「協創の森」では、日立との1対1で行う協創だけではなく、世界中から企業やパートナーを招き、日立の研究者やデザイナーとオープンな協創を行い、新たなアイデアを生み出していく。
「協創の森」内に新設した350名を収容可能な「日立馬場記念ホール」では、SDGsやSociety5.0の実現に向け、社会課題や破壊的技術テーマに関して深く議論をし、問題提起や将来ビジョンを発信。
これを受け、「NEXPERIENCEスペース」において、アイデアソンやハッカソンを通じて、新たなアイデアや解決策を創出する。
さらに、「プロジェクトスペース」で日立の先端技術やLumada IoTプラットフォームなどを活用したプロトタイピングと実証をスピーディに繰り返し、イノベーションの創生を加速。
これらを実現するために「協創の森パートナープログラム」を立ち上げ、企業やパートナーと連携したプロジェクトを開始する。
日立は、「協創の森」におけるオープンな協創を通じて、社会課題を解決するイノベーションを創生し、人間中心でQoL(*2)の高い持続可能な社会の実現に貢献していくとしている。
*1:Sustainable Development Goals。
*2:Quality of Life。