三菱電機は12月9日、DX(Digital Transformation:デジタルトランスフォーメーション/※1)やスマートシティをテーマとした展示場「XCenter(クロスセンター)」を、同日、本社が入居する東京ビルディング(東京都千代田区)に開設すると発表した。
XCenterでは、DX・スマートシティを推進する企業や国・地方自治体などの官公庁関係者を対象に、同社の技術・製品の体感が可能。スマートシティ実現を目指した共創を推進する。
三菱電機は今回、オープンイノベーションにより新たなソリューションを共創することを目的に、東京駅に隣接する東京ビルディングに「XCenter」を開設し、4テーマに分けて同社の新たな製品・技術を紹介。XCenterでは、従来の事業モデルをデジタルの力によって「製品(モノ)+サービス(コト)」へ発展させ、最適なソリューションとして提供する同社のDXへの取り組みについて知ることができると云う。
<XCenterで紹介する4つのテーマ>
・「ACCESSIBILITY」:移動や暮らしのサービスが円滑化され人々の活動が活性化したまち。
・「SUSTAINABILITY」:資源を有効に活用しながら快適に過ごせるまち。
・「RESILIENCY」:社会と暮らしの安心安全が守られるまち。
・「DIVERSITY」:誰もがイキイキと豊かに暮らせるまち。
三菱電機は、XCenterを「見て」、「触れて」、「アイデアを出し合う」、課題解決の糸口を見つける場として、来場者に活用してもらうことで、協働してPoC(Proof of Concept:概念実証/※2)を進め、この共創により社会課題を一つひとつ解決し、持続可能な社会と豊かな暮らしが両立するスマートシティの実現に貢献していきたいとしている。
※1:デジタル技術による生活やビジネスの変革。
※2:新しい概念・理論・アイデアを製品化に移す前に、実現可能性や効果を検証すること。
[施設概要]
– 名称:XCenter(クロスセンター)
– 場所:東京都千代田区丸の内二丁目7番3号 東京ビル 26階(当社内)
– 会場面積:約270平方メートル
– 開場日時:10:00~17:00(休場日:土曜・日曜・祝日・三菱電機の休日)
– 来場予約:三菱電機営業部門経由での事前予約制