三菱電機は、車載情報機器の多層防御機能を強化し、コネクテッドカーの普及に伴い今後の増加が懸念される、インターネット経由や意図せずにインストールした不正ソフトウエアによる車両制御への攻撃を検知・防御する「車載システム向け多層防御技術」を開発した。
[開発の特長]
○クラウド連携を不要とする車載情報機器上での攻撃検知を実現
攻撃手口に着目した独自のログ分析型軽量攻撃検知方式の適用で、これまでパターン照合処理に必要だったクラウド連携を不要とし、複雑な外部からのサイバー攻撃を車載情報機器上で検知する。
○高速セキュアブート技術により、システム起動を高速化
車載情報機器のソフトウエアの正当性を検証するセキュアブートを高速化。検証しない場合と比較して、車載情報機器の起動時間増加を、従来の同社技術との比較で10%未満に抑えた。
[開発の概要]
[問い合わせ先]
三菱電機株式会社 情報技術総合研究所
FAX: (0467)41-2142
お問い合わせフォーム:https://www.mitsubishielectric.co.jp/contact/ssl/php/353/kiyaku.php?fid=353