マツダは9月24日、麻布台ヒルズ(東京都港区麻布台)にR&Dオフィスを、来年初夏に新設すると発表した。
2030ビジョンに「走る歓びで移動体験の感動を量産するクルマ好きの会社になる」を掲げているマツダでは、〝同社ブランドと関わる全ての人が心身ともにいきいきと、日々を前向きに過ごせている状態〟を実現させることを目指しており、また〝人が最も重要な資本〟という考えの下、風土改革や人事制度の拡充、価値創造拠点の設置など、人材活躍の最大化の取り組みを推進。
生成AIなどの高度化した技術が普及していくなか、ユーザーにクルマを通していきいきとした体験を届けていくためには、従来のハードウェアに加えて、より高度なソフトウェア技術の開発やイノベーションが不可欠であると考えていると云う。
そのため、新設するR&Dオフィスには、研究開発領域の中でも特にソフトウェア領域を始めとする開発機能の配置を計画。ソフトウェアの開発に携わる技術者から選ばれるような働きやすい魅力的な職場にすることを目指して、自由なワークスペースや、最新の機器などを設置することを想定(具体的なフロア面積や設備などの詳細については改めて公表)。また、首都圏の大学や企業、研究機関との共創の場としても活用していく予定だと云う。
マツダは、今後も「ひと中心」の価値観の下、働きやすさと働きがいを徹底追求することにより、従業員一人ひとりが誇りを感じていきいきと働ける魅力的な会社を実現していくとしている。