京セラは、オープンイノベーションによる新規事業の創出を加速するため、ソニーが展開するスタートアップの創出と事業運営を支援するプログラム「Seed Acceleration Program(SAP)」に本格的に参画する。
京セラグループは、素材・部品やモジュール · デバイス、また機器 · システムまで幅広い事業をグローバルに展開し、エネルギー分野や医療・ヘルスケア分野で、社外パートナーと、様々な実証実験や共同研究を推進。
今後、社内の多様な技術やリソースを社外パートナーと共有するオープンイノベーションを一層強化し、新しい製品開発や事業の創出に積極的に取り組む一環として、SAPに参画するとしている。
SAPは、ソニーが2014年に設立したスタートアップの創出と事業運営を支援するプログラム。これまで育成や立ち上げを通じて培ってきた13の事業の経験やノウハウを、スタートアップ支援サービスとして社外にも提供している。
また12月からは、ソニー本社オフィス内に、社外の新規事業プロジェクトが入居可能な専用スペースが設置されるなど、社外との連携を強化している。
京セラは、SAPを通じて、ソニーならではのスタートアップ創出および事業化の手法と、同社グループの持つ技術を融合させ、革新的な事業、サービス、製品の提供を目指していくとしている。