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小糸製作所は、静岡県が手掛ける「しずおか自動運転 ShowCASE プロジェクト」に参画し、1月22日(水)から沼津市で実施される自動運転実証実験に参加する。
この実証実験において、小糸製作所は、車両位置情報を利用して自動運転バスの優先信号を制御する日本初となる「定刻運行支援」の検証を行う。
定刻運行支援は、バスが定刻通りに運行・到着できるよう、交通管制センターが信号機を制御するシステム。
バスに搭載した車載器からの位置情報やバス時刻表等を基に、管制システムが停留所到着時刻や交差点通過時刻を予想・比較し、定刻に対する遅延等が発生しないよう、信号秒数等を調整・変更する。
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バス定刻運行支援のイメージ
CASE(コネクティッド、自動運転、シェアリング、電動化)に代表される、将来のスマートモビリティ社会の実現には、交通インフラとクルマ・人の協調が必要不可欠となる。
小糸製作所では、これまで培ってきた自動車照明器技術などを活用し、各種センサ(LiDAR、ミリ波レーダー、カメラ 等)・通信機能・AI 等を搭載した自動車ランプやスマート信号機・街路灯等の次世代製品の実用化に向けた開発を推進。今後も、企業メッセージ「安全を光に託して」のもと、最先端の技術を追求し、魅力ある製品・サービスを提供するとしている。
■(静岡県)しずおか自動運転ShowCASEプロジェクト: https://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-570/20190822.html
■(静岡県)しずおか自動運転ShowCASEプロジェクト 2019年度実証実験について(PDF):https://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-570/documents/jigyoukeikakusho-gaiyouban.pdf