日本でも福島県会津若松市のスマートシティー構想の中で、新サービス展開を加速中
高橋( HERE Japan 高橋明宏 代表取締役社長 ) 少し詳細を述べますと、三菱商事とはインダストリーDX( デジタルトランスフォーメーション )を活用し、例えば物流業界が抱えている課題解決を図るような新しいフリート事業の展開などのソリューションを提供する活動が始まっています。
取り組んでいるプロジェクトはとにかく壮大なものであり、次のインダストリーへ影響を与えるものと言えるでしょう。このため、短期的な成果というよりも、次世代に向けどのようことを実現し、変えていくかというようなものです。
一例をあげれば、福島県会津若松市のスマートシティー構想の中で、三菱商事はDXを活用したモビリティ、観光分野に関わる新たなサービス展開の実証実験を進めています。
そこに我々のテクノロジーが使われ、移動データを活用した事業、サービスが様々なかたちで動き出しています。
これらを含めて、詳しくアナウンスしてないだけで、成果が見えてくれば公表できるでしょう。
また、今回SKDナビゲートが日本でリリースできたことで、より具体的なエンドプロジェクトが展開でき、様々なアプリケーションを開発する事が可能なりました。
自動車についても新たなコネクテッドサービスなどが可能になり、サブスクでそれらを展開すれば収益にもつながります。