日本市場向けにも「SDKナビゲート」導入を発表、日本での活動範囲は高まる
――そのHDライブマップの実用化は進んでいるのでしょうか。
ジェムソン 多くのOEMに採用され始めています。代表的な事例を紹介しますと、ビンファスト(ベトナムのEVメーカー)社の「VF8」「VF9」モデルにISAの技術を統合した形でヒアテクノロジーズの技術が採用されています。
それから独メルセデス・ベンツがレベル3の自動運転技術のためにHDライブマップ・テクノロジーを車両に搭載しています。
スウェーデンのトラックメーカー、スカニアもHDライブマップを車両に搭載するなどロケーション・ナビゲーションシステムにヒアの技術を採用しています。
――日本市場向けに、新たなソリューションの提供を開始しました。
ジェムソン 9月13日付で日本市場向けに、「SDKナビゲート」の導入を発表しました。これにより、日本市場での活動範囲がより高まります。
このSDKナビゲートを採用することで、OEMはもちろんのこと、サプライヤーでもいろんなものが使えるツールが開発できます。
具体的には、SDKナビゲートによりローカル情報や3D( 3次元 )映像、カメラコントロールなどを含め、我々が提供するHDのマップに加えて、様々な日本のローカル情報をスムーズに統合できるようになります。