本田技研工業(ホンダ)とGSユアサは8月10日、合弁会社である「Honda・GS Yuasa EV Battery R&D(以下、ホンダ・GSユアサEVバッテリーR&D)」の設立手続が完了したため同月1日から事業活動を開始、その開所式を7日に開催したと発表した。
開所式には関係者が一堂に会し、親会社であるホンダの三部社長とGSユアサの村尾社長から祝辞が贈られたほか、ホンダ・GSユアサEVバッテリーR&Dの山本社長が、次のように抱負を語った。
「両社のこれからの電動化、カーボンニュートラル社会の実現に向けての強い想いがあったからこそ、この短期間で新会社設立が実現できたと思っております。この期待にしっかり応えていくためにも、新会社を成長させると共に、ホンダとGSユアサへの貢献はもちろんのこと、自動車業界全体への貢献も目指してまいります 」。
ホンダの三部社長(左)とホンダ・GSユアサEVバッテリーR&Dの山本社長(中央)、GSユアサの村尾社長(右)。
ホンダ・GSユアサEVバッテリーR&Dは、急速に拡大するバッテリー需要に対応するため、グローバルレベルで高い競争力を持つリチウムイオンバッテリーとその製造方法を研究開発していくと共に、主要原材料のサプライチェーンや効率的な生産システムを構築することを目指すとしている。
<会社概要>
– 社名:株式会社 Honda·GS Yuasa EV Battery R&D
– 所在地:京都市南区吉祥院西ノ庄猪之馬場町1番地
– 資本金:資本金20億円、資本準備金20億円
– 出資比率:本田技研工業株式会社 50%、株式会社GSユアサ 50%
– 取締役:
・代表取締役社長:山本 康一(本田技研工業株式会社)
・代表取締役副社長:細川 正明(株式会社GSユアサ)