ホンダは、中国・北京で開催されている2018年北京モーターショー(第15回北京国際汽車展覧会)で、中国専用の電気自動車(EV)のコンセプトカー「理念 EV CONCEPT(イーブイコンセプト)」を世界初公開した。
理念EVコンセプトは、本田技研科技(中国)と、広汽本田汽車との共同開発による、中国市場専用に投入される初の量産EVのコンセプトモデルで、広汽ホンダの自主ブランドである「理念」のモデルとして2018年内の発売を予定。
この量産EVは、昨年出資を発表した中国のカーシェアリング事業会社Reachstar(リーチスター)社のカーシェアリングサービスを通じて、シェアEVとしても活用する予定だと云う。
また、ホンダブースでは、中国で2018年後半に発売予定の「ACCORD HYBRID(アコード ハイブリッド)」(販売元:広汽ホンダ)の初公開ほか、同じく2018年後半に発売予定の新型セダンのコンセプトモデル「INSPIRE CONCEPT(インスパイア コンセプト)」(販売元:東風本田汽車)なども出展している。
ホンダは、電動化商品の拡充を加速させ、中国で2025年までに、20機種以上の電動化モデルを投入する予定だとコメントしている。