NTTドコモとドコモのシンガポール現地法人「NTT DOCOMO ASIA(ドコモアジア)」は、ヤンマーと協力し、ヤンマーが提供するIoTを活用した機械の遠隔管理システム「スマートアシスト」を、2020年春からインドで展開する。
スマートアシストは、GPSアンテナと通信端末を活用して、機械の稼働状況やコンディション情報をリアルタイムに収集し、保守管理を行うことで、機械のトラブルを回避し、機械管理の省力化、ライフサイクルコストの低減を実現するサービス。
ヤンマーは、このスマートアシストサービスをインドで展開するため、IoTのグローバル展開を支援するドコモの法人向けサービス「Globiot(グロビオ)」を活用する。
インドでは、国内で使用する通信デバイスの認証取得が必要で、恒常的ローミングが規制される可能性もあるため、「IoT」機器を使ったサービスの展開には、回線手配や現地規制の複雑な対応が必要になると云う。
ドコモとドコモアジアは、現地の通信環境調査 ・ 現地規制対応 ・認証取得に関するコンサルティング、最適な現地回線選定と提供のほか、グロビオサービスデスクを用いて運用開始後の回線関連のサポートや障害対応をワンストップで行い、ヤンマーの「スマートアシスト」の円滑な展開や運用を支援する。
なおこの取組について、1月23日(木)と24日(金)に東京ビッグサイト(青海展示棟)で開催される「DOCOMO Open House 2020」で、パネル展示が行われる予定だ。
■(ドコモ)DOCOMO Open House 2020:http://docomo-openhouse.jp/2020/