デンソーは6月3日、熊本県と「くまもとの食の流通管理システム構築等に向けた覚書」を締結したと発表した。
覚書は、食の信頼を確保し、安全・安心な県産農林水産物を消費者に届けるための熊本県の取り組みに対して、熊本県アサリバリューチェーン改善協議会で熊本県産アサリの産地証明支援システム構築に携わってきたデンソーが、中・長期的に支援を行うことを確認するためのもの。
今後両者は、食の信頼を確保し安全・安心な県産農林水産物を消費者に届けるため、あさりのトレーサビリティシステムの市場での定着支援や、他の農林水産物への活用および農林水産物の価値向上に向けた流通面での取り組みを検討する。
デンソーは、今後も食農分野への新たな価値の提供を目指し、フードバリューチェーンビジネスの構築に取り組んでいくとしている。
※タイトル画像:調印式の様子。デンソー経営役員の横尾英博氏(左)と熊本県知事の蒲島郁夫氏(右)。