JTBとJTB情報システム、ナーブ(NURVE)の3社は、九州6県のJTBの12店舗で、バーチャルリアリティ(仮想現実:VR)を活用した接客サービスの実証実験を、8月20日から開始する。
JTB情報システムは、2016年度からICTを活用したJTBグループの事業領域拡大を推進し、VRに関しては、コンテンツ開発・運用からイベント企画・運営までを担当。実証実験では企画・運営およびVRコンテンツの編集を行う。
また、ナーブは、VR専用端末「CREWL(クルール)」を提供する。
実証では、360度のVR映像を視聴しながらの旅行相談を実施。映像は、店舗スタッフのデバイス画面でも常時共有され、お客と同じ映像を見ながら旅行提案が行える。
これにより写真と現実のギャップを埋め、ホテル選びの段階で、よりニーズにマッチした選択を可能に。また、旅行出発までの期待値を高めることで、今まで以上に満足度の高い旅の提案を行うとしている。
なお、同実証実験は、8月20日から約3カ月間実施する予定だと云う。
[実証実験の概要]
<導入店舗(計12店舗)>
【福岡】①トラベルゲート天神 ②岩田屋本館店 ③博多マルイ店④小倉店⑤井筒屋旅行センター小倉店 ⑥イオンモール八幡東店 ⑦イオンモール筑紫野店
【長崎】⑧長崎店
【大分】⑨大分店
【熊本】⑩熊本店
【宮崎】⑪宮崎店
【鹿児島】⑫鹿児島店
<コンテンツ概要>
サービス開始時のコンテンツは、海外ホテルの客室、外観、レストラン、プール、ラウンジなど。ハワイなど、5方面の計85ホテル約400件の体験が可能。
対象地域:ハワイ、ニューカレドニア、タヒチ、バリ、グアム
対象ホテル:計85
対象コンテンツ:約400件
※9月からは対象地域にシンガポールを追加予定。さらに対象地域やホテルは今後拡大する予定。
[問い合わせ先]
■実証実験全般に関して
JTB情報システム ICT事業本部 ICT事業部
担当:佐藤俊平
TEL:03-6367-6330
■VRソリューションに関して
ナーブ株式会社 事業統括本部
TEL:03-6635-6199
E-mail:sales@nurve.jp
■ナーブ:http://www.nurve.jp/