コスモエネルギーホールディングスのグループ会社のコスモ石油マーケティングは12月26日、神奈川中央交通株式会社が平塚駅南口エリアで12月24日から開始している自動運転バスの実証実験に使われている大型路線バス「エルガ」に、国産バイオディーゼル「コスモCF-5」の供給を開始した。
このコスモCF-5は、コスモ石油が精製・製造した軽油に、使用済み食用油(植物性廃食用油)を再資源化した軽油代替燃料を約5%混合した混合バイオディーゼル燃料。
実証実験期間中に使われる実験車両の燃料には、サスティナビリティへの配慮として、この「コスモCF-5」を使用。こうした大型車両でのバイオ燃料の使用は、神奈川県内では初の取り組みとなる。コスモエネルギーグループでは、「この取り組みをはじめとしてバイオディーゼル燃料を活用した脱炭素社会の実現を後押ししてまいります」と意欲を見せていた。