カーメイトは、同社製OBD2アダプター「DriveMate d-OBD」で取得した車両情報をスマートフォンで活用するためのiOS向けソフトウェア・デベロップメント・キット(SDK)「DriveMate d-OBD SDK for iOS」を昨年12月17日(月)に公開した。
技適マーク(※1)付きOBD2アダプター向けSDKとしては、国内初(※2)となると云う。
カーメイトでは、2010年からスマートフォンアプリケーション「DriveMate(ドライブメイト)」シリーズの開発を始め、2012年からはOBD2アダプターから得た車両情報を活用するアプリケーションの開発にも取り組んできた。
近年、スマートフォンデバイスの普及とともに「IoT(Internet of Things)」が注目を集めていることから、今回、「DriveMate d-OBD」から取得可能な車両情報をアプリケーションで活用するためのSDKを開発し公開。自動車業界のIoTやテレマティクス技術などの発展に貢献していきたいとしている。
[公開SDK / 対応製品]
– 公開SDK:DriveMate d-OBD SDK for iOS
– 対応製品:DriveMate d-OBD(DX501)
[SDKの特長]
○19種類のデータ活用
「DriveMate d-OBD」を通じて取得可能な、回転数[rpm] 、速度[km/h]、瞬間燃費[m/μℓ]などの車両情報から好きな情報をピックアップし、オリジナルアプリの作成ができる。
<取得可能な19種類の車両情報>
回転数[rpm]、速度[km/h]、瞬間燃費[m/μℓ]、水温[℃]、スロットルポジション、累積走行距離[m]、累積燃料消費量[ml]、燃料カット走行距離[m]、エコドライブ時間[s]、走行距離[m]、最高速度[km/h]、平均速度[km/h]、最高回転数[rpm]、アイドリングストップ時間[s]、アイドリング時間[s]、エコスタート回数、発進停止回数、燃料消費量[ml]、走行時間[s]
○電波法令の認可取得済みデバイスと連携
「DriveMate d-OBD」は電波法令の認可を取得しているため、日本国内で安心して使用できる。
○個人・法人・商用・非商用を問わずダウンロードが可能
○その他:詳細については、以下、[SDK取得方法]にあるGitHubのページを参照。
[SDKの取得方法]
GitHubからのダウンロード:https://github.com/DriveMate/sdk-ios-dx501
※1:電波法令で定めている技術基準に適合している無線機であることを証明するマーク
※2:カーメイト調べ(インターネット上の公開情報から/国内販売)
[問い合わせ先]
DriveMate:http://www.drivemate.jp/
メール:software@carmate.co.jp
■(カーメイト)DX501 | DriveMate d-OBD (ドライブメイト):http://www.carmate.co.jp/products/detail/5213/DX501/