人の目による検証だけでないデジタルデータを用いた正確な車両評価を
ボッシュは6月12日、中古車に対してEDRのデータを活用することで正確で効率的な車両評価を可能にする世界初の新技術「Bosch Car History Report(BCHR)」を公開した。
現在の中古車流通では人の目による車両評価が一般的だ。しかしこのような従来から手法に加えて、ADASシステムを備えた車両では、車両骨格のダメージをEDR記録に基づくデジタルデータを用いて数値化・見える化することも重要な車両評価のひとつとなる。
レポートイメージ
BCHRはドイツに本社を置くボッシュの中でも日本が主導して開発・特許取得
特に現代の車両では、こうした技術を使うことでより正確な車両評価を効率的に行えるようになる。
このようBCHRは、既にオートオークションの会場などで活用が想定されており、ボッシュでは、一般社団法人 日本自動車車体補修協会(JARWA)の協力のもと、BCHR技術の導入を進めていく構えだ。
2023年6月15日(木)~開催される、第37回オートサービスショーに展示予定
なお同社では、来たる6月15日(木) ~6月17日(土)の期間に開催される第37回オートサービスショー2023に於いて、BCHRのデモンストレーションを初公開する予定だ。
会場ではBCHRの展示だけでなく、ADAS機器のデモンストレーションや製品を解説するムービーの上映、最新の商品情報を記載したリーフレットの配布を行い、ボッシュが提供する整備機器の全容を紹介していきたいと話している。
イベント概要
名称:第37回オートサービスショー2023
テーマ:ヒトとクルマの未来を守る整備機器
Automotive service equipment for your better future
会期:2023年6月15日(木)~6月17日(土)
会場:東京ビッグサイト東1・2・3ホール、屋外
ブース番号:240
公式サイト:https://www.jasea.org/autoservice/