ZMPは3月2日、「スーパーシティ・スマートシティ」構想向けのモビリティサービスの提供を開始すると発表した。
このサービスは、自動走行技術・自動配送技術を活用し、人とモノの移動を最適化するサービス。公道や特定エリア内での人の移動を担う小型EVバスタイプRoboCar® Mini EV Bus、SUVタイプRoboCar SUV、ミニバンタイプRoboCar MiniVanといった自動運転車両、公道(歩道)とビル・施設内を歩行速で移動し人の移動・モノの配送・警備を担う歩行速ロボ®三兄弟「ラクロ®」「デリロ®」「パトロ®」、そして、バックヤードでのモノの移動を担う物流ロボットCarriRo® シリーズをラインアップしている。
これらのモビリティは、自動で走行するため、運転操作が不要であり、また、目的地まで人を介さずにモノを届ける事が可能なため、コロナ禍における非接触のサービスとしても利用することができる。
また、ロボットマネジメントプラットフォーム「ROBO-HI®」に接続することで、各モビリティの監視と最適な配置が可能であり、高度な自動走行システムの運用を行うことができる。ROBO-HIはAPI連携に対応しており、スーパーシティ・スマートシティを実現する様々なITサービス基盤とデータ連携が可能だ。
ZMPは、現在、全国各地で構想が進められている「スーパーシティ・スマートシティ」に求められる、「住民目線でよりよい暮らしを実現する」という目的の達成に向け、自動運転モビリティサービスにより貢献するとしている。