ZMPは9月29日、物流に係わる様々な課題解決を目指す企業間共創プログラム「Techrum(テクラム)」に参画し、今後「習志野PoC Hub」にてソリューションの開発及びデモ展示を行うと発表した。
「Techrum」は、野村不動産が、自動化機器の効率的な活用など物流オペレーションを最適化するため2021年4月に開始した企業間共創プログラム。物流関連技術を持つ企業が参画しており、野村不動産が運営する物流施設「Landport習志野」内の「習志野PoC Hub」を効果検証拠点として、参画企業の連携や組み合わせなどによる課題解決やソリューション開発を行う。
ZMPは、2021年2月にパートナー連携プログラム「CarriRo Connecting Partners」を開始、現在16社の企業とともに、自動化ソリューションの実装を進めている。物流DXが進展する中、多様化する顧客ニーズに対してより迅速に、かつ効果的に自動化ソリューションを提供していくことを目指し、今回「Techrum」に参画した。
現在「習志野 PoC Hub」では、サトーのRFIDシステムとCarriRoの連携による無人棚卸ソリューション、シーイーシーのバース予約管理システムLogiPull®とCarriRoの連携によるトラックからの入出庫作業の自動化ソリューションを展示。今後は、CarriRo Connecting Partnersに参画した企業と様々な物流ソリューションの開発および展示を予定している。
■習志野PoC Hub概要
所在地:千葉県習志野市茜浜3-7-2(Landport習志野 1階)
交通:JR京葉線「新習志野」駅より約3.0㎞・東関東自動車道「谷津船橋」IC約4.0㎞
床面積:2,645㎡ ※2022年1月 5,290㎡へ拡張予定