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2021年6月8日【MaaS】

ZMP、物流支援ロボットCarriRoに自動充電機能を搭載

NEXT MOBILITY編集部

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ZMPは6月8日、同社が開発した物流支援ロボットCarriRo®(キャリロ)に自動充電機能を搭載すると発表した。

 

 

現在CarriRoは、2時間半の充電で8時間連続稼働可能な高容量バッテリーを搭載し、手動でのプラグインにて充電を実施している。しかし、感染症リスクへの対策の一環として極力人が触れる箇所は最小限にとどめたい、またパレットの自動整列機能などの完全自動搬送のソリューションを拡充する中で、充電についても自動で実施したいというユーザーからのニーズが高まってきていた。

 

 

そうした要望を受け、今回、非接触方式での自動充電機能をCarriRo AD+(台車/パレット積載タイプ)に搭載に至ったもの。同機能の特徴としては、以下になる。

 

 

●自動充電アクションをランドマークで設定することで、柔軟に自動充電ステーションの設置が可能。

 

●自動充電ステーションまではライントレース機能を活用することで正確に位置決めが可能。

 

●自動充電の開始及び完了を、充電残量率で設定可能。
(使用例:自動充電の開始の充電残量率を50%、完了を90%と設定すると、充電残量が50%を下回ると自動で充電開始アクションを行い、その後充電残量が90%に達すると充電を完了し、自動で搬送ルートに復帰)

 

●自動充電の開始及び完了を、時間帯で設定可能。
(使用例:自動充電の時間帯を昼休みの午前12時~午後1時までと設定すると、自動走行中に午前12時になると自動で充電を開始し、午後1時になると充電を完了し、自動で搬送ルートに復帰)

 

 

CarriRoが自動充電を行っている様子

 

 

なお、同自動充電機能は、2021年6月16日~18日にインテックス大阪で開催される第2回関西物流展にてCarriRo AD+(パレット積載タイプ)でのパレットの自動整列デモと併せて展示される予定だ。

 

 

また、詳細の出荷開始時期及び価格・仕様については7月15日に開催されるZMP World2021の「物流ロボCarriRo、完全無人搬送のための新機能一挙発表(自動牽引脱着、パレット自動整列、自動充電)」にて発表される。

 

 

【第2回関西物流展開催概要】

 

 

日時:2021年6月16(水)日・17日(木)・18日(金)
10時-17時(最終日18日のみ16時まで)
会場:インテックス大阪(〒559-0034 大阪市 住之江区 南港北 1丁目 5-102)
ブースNo: A4-18
申込ページ:https://kansai-logix.com/entry/
講演詳細:https://kansai-logix.com/seminar/

 

 

【ZMP World2021開催概要】

 

テーマ:『ロボットを社会インフラへ』

 

 

ZMP World 2021 (セミナーイベント)

 

開催日時:2021年7月13日(火)~15日(木)10:00~18:00

 

 

ZMP World 2021 デモウィーク

開催日時:2021年7月19日(月)~30日(金)  10:00~18:00

会場:Robolife:ZMP佃BASE(東京都中央区佃2-18-4)
CarriRo:CarriRoイノベーションセンター(東京都江東区枝川3丁目11-10 STS月島倉庫4F)
Robolution:ZMP本社(東京都文京区小石川五丁目41番10号 住友不動産小石川ビル)
参加費:無料
イベントページ:https://www.zmp.co.jp/event/zmpworld2021

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。