ZMPは5月20日、自動運転小型EVバス「RoboCar Mini EV Bus」の複数台導入パッケージの提供を開始すると発表した。
同パッケージは、スーパーシティ・スマートシティ向けに企画されたもので、公道や特定エリア内での人の移動を担う自動運転小型EVバス「RoboCar Mini EV Bus」と自動運転車両の監視と最適な配置を可能にするクラウド管理システム「ROBO-HI®」、そしてスーパーシティ・スマートシティへの導入運用支援がセットで提供される。
「RoboCar Mini EV Bus」は、コンピューター制御が可能な小型EVバスに、LiDARやステレオカメラなど自動運転に必要なセンサ類と自動運転の頭脳となるIZAC®を搭載し、自動運転を実現。これまでに、中部国際空港制限区域内における自動走行車両の実証実験に活用された実績を持つ。台数は2台1億円、5台2億円から選択することができ、導入場所・想定運用の規模に合わせた提供が可能だ。
「ROBO-HI」 は、各自動運転車両の監視や交通制御など複数車両に対応したシステム管理が可能であり、また外部システムとのAPI連携にも対応。スーパーシティ・スマートシティを実現する様々なITサービス基盤とのデータ連携も可能となっている。
このROBO-HIも活用しながら、「スーパーシティ・スマートシティ」を本格導入する際には、これまでZMPが多くの自動運転開発・実装プロジェクトで蓄積してきたノウハウを基に、実運用を見据えた導入・運用支援も実施するとのことだ。
なお、同社では、今回本格的にパッケージ導入を検討している人を対象に、6月4日(金)、7日(月)にRoboCar Mini EV Busの無料試乗会を開催するとしている。
RoboCar Mini EV Bus製品紹介ページ:https://www.zmp.co.jp/products/robocar/robocar-mini-ev-bus
【RoboCar Mini EV Bus自動運転試乗会】
日時:2021年6月4日(金)、7日(月) 13時~17時
場所:日本自動車大学校 千葉県成田市桜田296-38
参加料:無料
申込方法:以下のメールアドレスへ、希望日時を記載の上申し込み。
ZMP ロボリューション事業部 : sales@zmp.co.jp