横浜ゴムは11月22日、災害復興支援の一環として、乗用車用タイヤ36本とホイール40本を日本カーシェアリング協会に寄贈したと発表した。
寄贈タイヤは、石巻専修大学(宮城県石巻市)で11月10日~12日に開催された「2021年秋の学生整備プロジェクト」にて、東日本大震災の被災者に寄贈される車両へ装着された。
日本カーシェアリング協会は、東日本大震災直後の2011年4月から、復興支援活動の一環として、仮設住宅住まいや在宅避難を余儀なくされる人たちの日常の移動を支援。仮設住宅や復興住宅などでの非営利のカーシェアリングや、生活困窮者や非営利組織、地域振興のための車両貸し出しのほか、自然災害で車を失った人たちに車を一定期間無料で貸し出す生活再建支援を行っている。
横浜ゴムは、この活動に賛同し、2015年から同協会に乗用車用タイヤを寄贈。併せて、毎年春と秋のタイヤ交換のシーズンに、石巻専修大学の理工学部機械工学科自動車工学コースでタイヤ交換やオイル交換、点検作業などを行う「学生整備プロジェクト」を、授業の一環として実施している。
2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)」のESG経営に於いて「未来への思いやり」をスローガンに掲げる横浜ゴムは、今後も事業活動を通じ、社会課題への貢献を進めていくとしている。
※タイトル写真:横浜ゴムの乗用車用タイヤを寄贈車両に装着する石巻専修大学の学生。
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