横浜ゴムは8月22日、同社従業員による社会貢献基金〝YOKOHAMAまごころ基金〟が7月に、「かながわ筋電義手バンク (キンデンギジュ・バンク/※1)」に寄付をしたことに伴い、同社からもマッチングギフト(※2)として、同基金による支援金と同額の寄付を実施したと発表した(支援合計金額は100万円)。
同団体への支援は昨年に続き3回目。今回の支援金は、リハビリテーション施設での訓練用筋電義手の用意など、筋電義手の普及活動に使用されると云う。
なお、「かながわ筋電義手バンク」は、筋電義手を必要とする人への支援の一環として、社会参加を目指す障害者に総合的なリハビリテーションサービスを提供する〝神奈川県総合リハビリテーション事業団 〟よって2022年に設置されたものである。
※1:筋肉が収縮する時に生じる微弱な筋電位を利用して、本人の意思で指を動かせる電動の義手。
※2:従業員などが社会貢献を目的とした寄付や義援金を拠出した際に、企業がその寄付金に一定額、または同額を上乗せして寄付金を拠出する仕組み。
〝YOKOHAMAまごころ基金〟は、寄付を希望する従業員が会員となり給与から毎月1口100円を天引きして積み立て、集まった資金を環境保全や人権擁護などに取り組むNPO、NGOなどへの資金援助や重大な災害への義援金として拠出することを目的に、2016年5月に設立。横浜ゴムはマッチングギフトとして、同基金の支援額と同額を寄付する仕組みとなっている。
横浜ゴムは、サステナビリティ・スローガンとして「未来への思いやり」を掲げ、事業活動を通じた社会課題への取り組みにより、共有価値の創造を図っている。