横浜国立大学と中日本高速道路(NEXCO中日本)東京支社は、2013年3月13日に締結した「横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院と中日本高速道路株式会社東京支社との間における包括的な連携推進に関する協定」について、これまでの同研究院から全ての学部と研究院に拡大した新たな協定となる「国立大学法人横浜国立大学と中日本高速道路株式会社東京支社との間における包括的な連携推進に関する協定」(以下、「新たな協定」)を5月7日(月)に締結した。
<新たな協定による変更点>
これまでの協定では、(1)相互間の連携を強化し、双方の資源を有効に活用することにより、大学における人材の育成や学術振興に資する、(2)高速道路、サービスエリア・パーキングエリアにおける、より質の高いサービスの提供、高速道路等利用者の利便性の向上と利用の拡大に資する、という目的に基づき、高速道路に関する技術的な連携活動を主体としていた。
今回の「新たな協定」では、(3)地域の特性を活かした共同活動・研究に基づく沿線地域の活性化を目指す、という目的を追加。これまでの技術的連携活動に加えて、文理融合での地方創生・活性化などの新たな分野でも広く連携することが可能となった。
<連携内容の例>
・横浜国立大学全学と中日本高速道路株式会社東京支社との共同研究の実施
・地域特性を活かした研究と研究成果の活用
・教育・人財育成の推進と相互支援
・最新の研究動向、高速道路・サービスエリア等に関する講義、見学会、講演などの実施