YE DIGITALが提供する「スマートバス停」が、宇和島自動車が運営管理する「道の駅みま」バス停w@11月より3ヶ月間の実証を開始した。
今日、バス業界は「労働力不足」や「乗客数の減少」、「燃料費の高騰」などに直面し厳しい経営状況が続く。特に「労働力不足」による路線バスの休廃止が数多く見られ、公共交通の維持が喫緊の課題だ。そうしたなか同課題解決にはデジタル化(DX)が鍵となる。その一環となるスマートバス停の導入では、時刻表の張替作業をなくし人的労力を削減。これにより運行業務により注力できる環境を整えられる。
今導入の宇和島自動車は、南予(なんよ)と呼ばれる愛媛県南部の交通網を支えるため、愛媛県と高知県の2県9自治体に跨る150km以上の広大な路線を管理している。
そんな広域にわたるバス停の管理や労働力不足による業務負荷が大きくなるなか、「道の駅みま」バス停は、「宇和島バスセンター~松山間」を結ぶ重要な路線上に位置し、積雪や事故による運行障害が発生する可能性が高い場所となっている。
従って同実証では、以下の点を検証する
労働力不足の解消
運休や遅れが発生した際の迅速な対応が可能か
検証概要
期間:2024年11月~3ヶ月間
設置場所:「道の駅みま」バス停(〒798-1114 愛媛県宇和島市三間町務田)
導入・実証のスマートバス停は以下の通り
省電力型の「楽々モデル」(Type-D:電子ペーパー採用スマートバス停)を導入
- 乾電池駆動により、電源供給ができない場所にも設置可能で、スマート化を実現。
- 13.3 インチ電子ペーパー採用により省エネと視認性の両立を実現。
- 既存ポールや壁面に専用金具で取り付けるのみで、大がかりな取り付け工事は不要。(作業時間約 30 分)
スマートバス停、画面イメージ
<商号> 株式会社YE DIGITAL (YE DIGITAL Corporation)
<設立> 1978年2月1日
<代表者> 代表取締役社長 玉井裕治
<本社所在地>福岡県北九州市小倉北区米町二丁目1番21号
<事業内容>
・ビジネスソリューション
‐ ERPグローバル展開支援
‐ 顧客業務システム導入
‐ 健康保険システムの構築
‐ システムコンサルティング
・ IoTソリューション
‐ ソーシャルIoT
‐ AI・ビッグデータ分析
・ サービスビジネス
‐ 運用支援
‐ アフターコンサル
<沿革>
1978 安川情報システム(株)創立
2003 東証2部上場
2019 社名を(株)YE DIGITALに変更
2020 本社を北九州市小倉北区に移転
2024 首都圏のオフィスを統合し渋谷オフィス開設
<企業ホームページ>
https://www.ye-digital.com/