国土交通省は3月31日、令和2年末時点で新車として販売されている自動車の「自動車燃費一覧」を新たに公表するとともに、燃費の良い乗用車ベスト10を発表した。
令和2年末時点で販売されている乗用車のうち、最も燃費の良い乗用車は、普通・小型自動車ではヤリス(トヨタ自動車)、軽自動車ではアルト(スズキ)及びキャロル(マツダ)となった。
自動車分野においては、燃費・電費の一層の向上(燃費規制の活用)やユーザーによる電動車の選択・利用の促進を通じ、カーボンニュートラルを進めていくことが必要とされている。
このような中、国土交通省では、ユーザーの省エネルギーへの関心を高め、燃費性能の優れた自動車の開発・普及を促進するため、毎年、「自動車の燃費性能の評価及び公表に関する実施要領(平成16年国土交通省告示第61号)」に基づき、自動車の燃費性能を評価した「自動車燃費一覧」を公表するとともに、燃費の良い乗用車を発表している。
また、令和2年度燃費基準の達成レベルが最も高い乗用車は、普通・小型自動車では達成率168%のプリウス(トヨタ自動車)、軽自動車では達成率104%のアルト(スズキ)となった。
■燃費の良い乗用車ベスト10(令和2年末時点)
– 普通・小型自動車部門
– 軽自動車部門