
ヤンマーホールディングス (以下、ヤンマーHD)は3月10日、小型の建設機械・農業機械分野での電動化を推進するため、4月に新たな組織を設立すると発表した。
新組織では、ヤンマーブランド製品、OEM製品、コンポーネントおよびe-パワートレインの3つのカテゴリーに注力し、ミニショベル、ホイールローダーをはじめとした産業機械の電動化に取り組み、グループに於ける重要な製品群の電動化の推進を加速することで、製品使用時に於ける温室効果ガスの削減を進める。
なお、新組織は、オランダのEleo Technologies B.V.(※)など、グループ会社や電動化に関連する既存の一部組織を含んで構成され、その責任者には、これまで自動車業界などで電動化をリードしてきたMarko Dekena(マルコ・ディケナ)氏が任命されると云う。
ヤンマーHDは、今回の新組織の設立を、「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050(ヤンマーグリーンチャレンジ)」で掲げる持続可能な未来の実現に向けた取り組みの1つとして実施。グループ企業に於いて、今後も電動化に加え、水素やアンモニアなどの代替燃料の活用や資源循環にも積極的に取り組むと共に、これまで培ってきた技術やノウハウを活用し、グローバルでの脱炭素社会の実現に貢献していくとしている。
※オランダ王国へルモンド州に本社を置くグループ会社(2022年4月にヤンマーホールディングスがYanmar Europe B.V.を通じて買収 )。
ヤンマーホールディングス代表取締役COO・山本哲也氏のコメント
「今回の組織新設は、ブランドステートメントに掲げる〝A SUSTAINABLE FUTURE -テクノロジーで新しい豊かさへ。-〟の実現に向けた取り組みの1つです。
小型の電動パワートレインの開発は、私達がディーゼルエンジンで積み上げてきたノウハウを建設機械・農業機械分野にとどまらない、より広い分野に適応させ、カーボンニュートラルを実現するために重要なマイルストーンです。
気候変動が厳しく、持続可能な社会の実現に向けた課題に直面している今、製品の性能を向上させるだけでなく、よりクリーンで持続可能な未来に貢献する電動パワートレインの開発と導入を加速させる必要があります」。