ヤマハ発動機は6月21日、新型コロナウイルスワクチンの職域接種に関する政府方針を受け、6月29日より社内での接種を開始すると発表した。
同社では、これまで新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止に向け、テレワークの推進など積極的に対応を進めている。今回の職域接種は、従業員の安全・健康に働ける環境を整えるとともに、地域の接種負担軽減に協力できる取り組みと位置づける。
職域接種の概要
– 開始日:6月29日(火)
– 接種会場:本社(労働会館)、浜北工場(厚生棟)※6月30日(水)開始
– 対象者:ヤマハ発動機に勤務する従業員(正社員・派遣社員・請負会社社員等)の約14,000人
– ワクチン種類:米国モデルナ製(政府による提供)
– 休暇対応:
・接種後の痛みや体調不良が発生し、当日の就業が困難な場合、以降の就業を免除。
・副反応が出やすいとされる2回目の接種については、そのエビデンスをもとに、接種当日の就業免除に加え、翌日に痛みや体調不良が発生し就業が困難な場合には特別休暇の取得が可能
・それ以上の休暇を必要とする場合は、今年新設の「ライフサポート休暇(有給)」の適応範囲を拡大し、社員の健康を第一に考えて安心して休めるよう対応
・職域接種のみならず、今後自治体接種した場合も同様の扱いとする