DIAPASON C580 （プロトモデル）
汎用車台「DIAPASON」にHonda Mobile Power Pack e:を搭載
ヤマハ発動機は、2月28日から3月1日までの期間で開かれる次世代電力ネットワークの展示会「第15回国際スマートグリッドEXPO 春（ 東京ビッグサイト ）」の本田技研工業ブースに「Honda Mobile Power Pack e:」を搭載したコンセプトモデルを出展すると2月15日に明らかにした。
Honda Mobile Power Pack e:
展示車両は、研究開発中のパーソナル低速モビリティの汎用プラットフォーム「DIAPASON（ディアパソン／パーソナル電動モビリティの汎用プラットフォームの新名称。これまではYAMAHA MOTOR PLATFORM CONCEPTと呼称していた）」を用いた2人乗り電動モビリティ「DIAPASON C580」と、リゾート向け1人乗り電動モビリティ「DIAPASON C350」の2機種。
DIAPASON C350 （プロトモデル）
ちなみに「DIAPASON（ディアパソン）」を用いたプラットフォーム環境には、マリンレジャー用途に特化した2人乗り電動ユーティリティモビリティの「C310」を筆頭に、先のジャパンモビリティショーに出展されていたミニマムサイズの1人乗りオフロード電動モビリティ「C160」。
農地／中山間地での簡単な作業をより軽快で楽しくする「C451」、ホースライド型の4輪駆動電動モビリティの「C682」、北欧風デザインの近未来的都市型3輪パーソナル電動モビリティ「C294」など、多様なモデルバリエーション展開が披露されている。
今回出展の両モデルは、2024年1月に開かれた「東京オートサロン2024」にも出展。これによって獲得した新たな共創パートナーのアイデアを一部反映している。
まず「DIAPASON C580」は、畑地や不整地など多様な路面環境で、俊敏な移動性とスマートな使い勝手を提供するモビリティ。同車には、TOYO TIRE、SKIPPER、昭和トラスト、ワークとの共創により、ホイール、タイヤ、フロアマット、シート、ペダル等を新たな仕様としている。
一方の「DIAPASON C350」は、リゾートトラストとの共創モデルで、ゴルフ場での走行性能を向上するワイドタイヤを装着している。
なお今展示も、これまで同様、小型低速EV領域での汎用プラットフォームの市場機会探索と、その実現性やビジネスの可能性を調査することを主な目的としているという。
パーソナル電動モビリティ汎用プラットフォーム「DIAPASON」
https://www.yamaha-motor.co.jp/evplatform/ 
スマートグリッドEXPO（公式）
https://www.wsew.jp/hub/ja-jp/about/sg.html